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ジャーナリングの効果的な書き方!書く瞑想で心の平穏、ハイレベルの思考力、理解力を手に入れる

2024年3月17日

「頭の中がモヤモヤする」
「自分のやりたいことが分からない」

このような思いを持っている人には「ジャーナリング」がおすすめです。ジャーナリングは自らの思いを書き出すというシンプルなもので、頭の中の考えを整理、理解するのに役立ちます。

ジャーナリングは簡単に実践できますが、本当に効果があるのか、何をどのように書けばいいのか分からないですよね。

そこで今回は、

  • ジャーナリングの3つの効果
  • ジャーナリングの書き方
  • ジャーナリングのおすすめテーマ

を紹介します。

ジャーナリングで深い思考・理解を手に入れて、自分について知ることができます。日常生活の質が上がりますし、クリエイティブな仕事にも役立ちますよ。

ジャーナリングとは何か

ジャーナリングとは、自分の頭に浮かんだことをそのまま書き出すことです。

ジャーナリングは書く瞑想とも言われ、物事を整理、構築して深く理解できます。頭の中のモヤモヤを文字にしないといけないため、一段上の思考力が手に入るんですね。書くテーマをじっくり考えることができるため、問題の解決策や新しいアイデアを思いつきやすくなります。

『モナ・リザ』『最後の晩餐』の傑作を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチは生涯で1万枚以上のメモにアイデアを記していたという「メモ魔」で有名です。レオナルドの『レスター手稿』というノートはビル・ゲイツが約30億円という驚きの金額で落札しています。

レオナルドは、アートだけでなく、科学、解剖学、数学、建築、天文学などの数多くの分野で卓越した才能を発揮しています。ノートに様々なアイデアを絵や文字で表現し、天体、水の性質などの考察を書いて、より深い思考、理解に役立てていました。

ジャーナリングで考えるために書く習慣を身につけてみてください。

ジャーナリングの3つの効果

ジャーナリングは「考える力」を向上させる効果があります。自分の中で向き合ういつでも見直せるメモとしても役立ちます。

ジャーナリングの効果を見ていきましょう。

  1. 思考力や理解力が上がる:サイモンフレーザー大学のメタ分析によると、学習したいことを自分自身で説明すると大きな学習効果があることが分かっています。言語化する際、論理性を持たせて知識の曖昧な部分をはっきりとさせなければならないため、理解の足りない部分が明らかになります。自分の頭の中で考えるだけでは手に入らない思考力や理解力を得られます。
  2. 頭をスッキリさせる:頭のモヤモヤを言語化することで認知テストの成績が向上し、脳のリソースの利用効率が上がることがミシガン州立大学の研究で明らかになっています。心配事や不安は脳のリソースを浪費させてしまいます。脳のモヤモヤを外にアウトプットすることで脳の負担が減り、効率よく使えるようになります。
  3. 自分を知る(自己省察)ジャーナリングによって自己認識力が高まることが2007年の研究で示されています。自分自身に対する理解である「内面的自己認識」、他者が自分をどう見ているかに対する理解である「外面的自己認識」を得られます。自己認識力が高まると仕事の生産性、判断力、コミュニケーション能力が向上することも報告されています。

自分の学んだことや思っていることを書くだけでこれらの効果を得ることができます。私はメモやブログが習慣になってから自分や物事に対する理解が深まったことを実感しています。

ジャーナリングの書き方

ジャーナリングは自分の思ったことをひたすら書くだけです。書く媒体は紙のノート、スマホのメモアプリ、パソコンのドキュメントなど好きなものでかまいません。

ジャーナリングの大切なポイントは「書く内容を深く掘り下げる」ことです。というのも、ジャーナリングは書く内容について深い思考や理解を促すので、表面的なことを書くだけでは効果が薄れてしまうんですよ。

書くことが習慣になると「公園を歩くのが好きだなー」「朝からアクティブだと良い気分になる」などの発見があります。掘り下げることで自分にとって新たな洞察を得られるんですね。

タイミングは「就寝前に書く」のような時間を固定してもいいですし、「ムカツク」「嬉しい」と感情が動いたときやアイデアが思い浮かんだときに書いてもいいでしょう。自分が続けやすい方法を選んでください。

ジャーナリングのおすすめテーマ

ジャーナリングは書くテーマによって効果が変わります。おすすめのテーマを紹介します。

  • 感情や思考:感情や思考を書くことで自分への理解が深まります。95%の人は自分のことを理解していると思い込んでいますが、理解度は10〜15%に過ぎないとのこと。ジャーナリングで不安や心配の傾向が減り、気分が良くなることが南メソジスト大学の研究で判明しています。より深い感情や思考を掘り下げるように書くのが大切です。
  • 悩みや問題:自分の悩みや問題を言語化すると物事を客観的に見ることができます。頭の中では重大事だったことも冷静に受け止められるようになり、解決策が思い浮かびやすくなります。ジャーナリングは問題解決スキルや批判的思考を高めることが2016年の研究で分かっており、日常的に課題を書いていれば生活の質が自然と上がっていきます。
  • 学んだこと:学習したことを書き出すと知識の理解を促して定着させることがデューク大学の研究で明らかになっています。さらに誰かに説明するようにまとめると効果が高まります。日常で大切な知識だと思ったものをメモしてみましょう。

ジャーナリングは書く内容の理解が深まるので、自分が一番気になるトピックを書くといいでしょう。気分が落ち込んでいるなら「気分を落ち込んでいる理由」「気分を上げる方法」をどんどん書いてみてください。

まとめ:書くことはより高いレベルで思考・理解すること

書くことはあらゆることを整理、構築、アウトプットすることを求められます。自分の頭のモヤモヤした感覚を言葉にすることで思考レベルが上がります。

最初は大切だと思ったことをメモに書いてみてください。書く内容によってメモを変えるのではなく、1つのメモに何でも書くと続けやすいですよ。私はGoogle ドキュメントにひたすらメモしています。ちなみにメモはPART51に達しています笑。

ジャーナリングを日記で1日の振り返るのもおすすめです。日記の書き方やおすすめの内容は以下の記事をご覧ください。

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