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時間の無駄は人生の浪費!一番の対策法は「己を知る」

2024年3月2日

寝る前や休みの日にダラダラしたり、ゲームや動画などを1日中やったりして、時間を無駄にしてしまったと感じることはありませんか。有意義なことをすればよかったと後悔することはありますよね。

時間の無駄だと思う原因は「自分が価値を感じられないこと」です。

今回は、「時間の無駄をなくす方法」を紹介します。役に立たない、無意味なものに時間を費やすことほど無駄なものはありません。

時間の無駄の本質を知って対策することで、後悔するような活動をやめて、有意義な活動をすることができます。生産的になりたい、過去の時間を無駄にしてしまったと感じる方にもおすすめです。

時間の無駄と感じる理由

時間を無駄にしたと思う理由は、その活動に対して価値を感じていないからです。自分にとって大切な活動なら無駄だったとは思いません。

自分の価値観に合っていない活動は無駄だと感じます。家族との時間を大事にしている人が会社で強制参加の飲み会ばかりだと嫌になってしまいますよね。

時間の無駄は個人の主観によって決まるということになります。そのため、自分にとっては価値がなくても、他人にとっては価値があったりします。

時間の無駄にしているという感覚が強い人は、自分の価値観に沿った行動ができていないサインです。

時間を無駄にするデメリット

人生は時間の積み重ねなので、時間の無駄は人生を浪費することに他なりません。一瞬一瞬の時間の使い方が人生を形作っています。

時間を無駄にするデメリットを紹介します。

  • 幸福度が下がる:時間を無駄にしているという感覚は幸福度を下げることがペンシルベニア大学の研究で明らかになっています。不幸な人は、生産的が落ち、老けやすくなるので注意が必要です。
  • タイム・プアになる:好きではないものに時間を費やすことは、いつも時間がないというタイム・プアの原因であることが2005年の研究で分かっています。タイム・プアになると惨めさ、ストレスを感じやすくなり、運動する時間が少なくなります。
  • 人生の後悔となる:「あのとき勉強しとけば…」「夢を諦めなければよかった」などのやらなかった後悔はやった後悔よりも長く続くことがシドニー工科大学らの研究で示されています。人間関係や目標でやらなかったという未練はずっと残ります。

目的を持たずに過ごしていると不幸な人生を送ることになるんですね。

時間の無駄だと思うこと・言われること

時間の無駄と思う基準は人それぞれです。

無駄はメリットがないと個人的に感じていることなので、絶対的な正解はないです。愛情、楽しさ、成長、自由、創造など大切にしているものは人によって異なります。自分にとって価値があれば、他人から無駄と言われても気にする必要はありません。

恋愛や職場などで時間の無駄と言われたとき、その相手にとって価値がなかったというだけのことです。自分にとって価値がないということではありません。大切なことであれば自分を信じて貫き通しましょう。

価値があるかないか、時間の無駄かどうかは自分で決めることが重要です。

時間の無駄をなくす方法「己を知る」

時間の無駄を避けるには自分を知ったうえで、価値があると感じられることに時間を費やしましょう。

自分の価値観が明確であれば、無駄を減らすことは容易です。反対に自分の価値観が分かっていないと、「お金」「見た目」など大多数の人の価値観に流されてしまいます。

己を知るために自分の思いや考えを日常的に書きつける習慣を身に付けましょう。頭の中のモヤモヤを放置するのではなく、外部に書き出すことではっきりと認識できるようになります。

自分の価値観の軸を作り、大切な活動を増やして、重要ではない活動をやめることが時間の無駄をなくします。

時間を無駄にしない3つの方法

1、エクスプレッシブライティング

エクスプレッシブライティングとは、自分の感情、思考をありのままに書く手法です。「筆記開示」とも言われています。

考案者のジェームス・ペネベーカー博士による研究によると、エクスプレッシブライティングはセルフアウェアネス(自己認識力)を高めることが分かっています。ノートやスマホに自分の思ったことやアイデアを書くようにしましょう。

セルフアウェアネスが高いと自分の内側の感覚や感情を認識できて、自分の軸ができます。自分の苦手や好みが分かっていれば、どのような行動を取ればいいのか明確になりますよね。

日頃から思いついたことがあったら、すぐにメモをしてみてください。

2、タイムボクシング

タイムボクシングは、タスクを時間で区切るテクニックです。1日の予定をGoogleカレンダーなどに午後1時から5時まではバイト、午後5時から7時までは勉強と入力しておくんですね。

タイムボクシングによって自分の1日の行動を把握して振り返ることができます。行動が目に見えるようになるため、「朝はベッドでダラダラしすぎた」「スマホの使用時間が長い」といった時間の使い方を見直して、生産的な生活にできます。

タイムボクシングを続けていると自分に合ったルーティンが分かってきます。毎日続けるのは大変なので、慣れてきたら、日記で1日の行動を振り返るといいでしょう。

タイムボクシングは「100の生産性ライフハック」でNO.1に輝いた仕事術なので、プライベートや仕事でパフォーマンスを上げるのにも役立ちます。詳しいやり方などは以下の記事をご覧ください。

3、プレイフルネス

プレイフルネスとは日常で楽しさを作り出す能力のことで、人生を満喫するために必須スキルです。

ヴィクトリア大学ウェリントンらの研究で、経験を楽しめば、その経験への認識を変えられることが示されています。退屈、無駄だと思っていた経験も好きなところを発見できれば、楽しいものになります。

多くの人はやってみる前から「これは大変そう」「自分には合わない」と決めつけてしまいます。プレイフルネスを実践するには、先入観に囚われずに「とりあえずやってみて楽しむ」ことが大切です。

色々なことへの挑戦は自分にとって有意義な活動を見つけるチャンスにもなります。

まとめ:時間の使い方が人生のクオリティを決める

時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから

ベンジャミン・フランクリン

時間を無駄にしない方法は、自分を知り、価値観に沿った行動をすることに尽きます。自分の現在地と目標地点が分からなければ、道に迷ってしまうのと同じです。

自分の価値観を、メモや日記などの方法で定期的に確認しましょう。「エクスプレッシブライティングの正しいやり方」を参考にしてみてください。

私はメモで1日の時間の使い方を見直したりしています。毎日決まった時間に動画を視聴するのではなく、見たいものがあるときだけ視聴するようにしました。惰性で見るよりも、興味のあるコンテンツがあったら見るほうが楽しめることに気づいたんですよね。

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