「リラックスして読書したい」
「家だと読書に集中できない」
このような思いがある方はカフェ読書がおすすめです。
カフェ読書は読書に没頭でき、気分をリフレッシュさせることができます。
カフェで美味しいコーヒーや食べ物をゆっくりと味わいながら本を読むことは至福の時間です。
しかも、読書で知識が得られるため、学びの時間でもあります。
今回はカフェ読書を科学的な知見も踏まえて、おすすめします。
それでは、カフェ読書が最高である理由、カフェ読書のメリットをそれぞれ紹介していきますね。
カフェ読書は最高の趣味
カフェ読書の趣味は習慣化しやすいです。
習慣化の要素がたくさんあるからですね。
カフェ読書が最高な理由は次の3つです。
- サンクコスト効果
- インセンティブ
- 自分の成長
それぞれ説明していきますね。
サンクコスト効果
カフェ読書はサンクコスト効果を利用できます。
サンクコスト効果とは、すでに支払ったコストを取り戻そうとする心理的な傾向のことです。
カフェに入って飲み物を頼むとお金が発生します。
すると、その飲み物代のコストを何らかの形で取り戻そうとします。
カフェ読書を目的にカフェに入った場合、「せっかくお金を払ったんだから、読書しないともったいない」と考えて、読書しやすくなります。
バイキングでも元を取ろうとしてたくさん食べたり、ジムの月額会員になったら多く通ったりしますよね。
先にお金を払うことで読書への意欲を上げることができます。
インセンティブ
カフェ読書はインセンティブになります。
カフェでは、コーヒー、軽食などの食事をすることができます。
カフェの雰囲気はゆったりと落ち着けるようになっているところも多いので、居心地が良いですよね 。
読書が好きな方は、カフェの食事、空間も一緒に楽しむことができます。
読書があまり好きでなくても、カフェの美味しいコーヒーや食べ物を読書と結びつければ読書しやすくなります。
このように嫌いな行動とご褒美を組み合わせるテクニックを「誘引バンドル」と呼びます。
この心理テクニックは習慣化にも使えますよ。
カフェがご褒美となり、読書が苦手でも取り組みやすくなります。
自分の成長
カフェ読書は自分の成長源になります。
読書で知識を増やして行動すれば、自分の学びになります。
本を読むことで、世界中の人から知識、体験談を得ることができます。
書籍の値段は数百円から数千円なので、学ぶ方法としてコスパがとても良いです。
読書とカフェを組み合わせることで、自宅や移動中だけでなく、空き時間や休日にも積極的に本を読むことができます。
カフェ読書で日常のほとんどの場面が学ぶ機会となるのです。
新しい資格に挑戦したり、キャリア転換のために勉強したりできます。
読書すると成長しているという実感も得られますよ。
カフェ読書で成長し続けられるようになります。
カフェで読書する4つのメリット
カフェ読書のメリットを紹介していきますが、その前にデメリットをお伝えします。
そのデメリットとは、お金がかかることです。
しかし、カフェ読書は自分への効率的な投資になるのでむしろ安いくらいです。
これから紹介するメリットで詳しくお伝えしますが、カフェ読書は集中力を上げたり、創造性を高めたりするといった効果があります。
カフェ読書のメリットを解説していきます。
1、集中できる環境が整っている
カフェでは集中できる環境が整っています。
カフェは机や椅子だけなので読書に没頭することができます。
他人の目もあるので、寝転がったり、だらしない姿勢にもなりません。
それに比べて、自宅には漫画やゲーム、テレビ、生活音などの集中を削ぐものが多くあります。
自分一人だけなので、ベッドで寝たり、動画を見たりしやすいですよね。
動画を見て、昼寝をしたら1日が終わっていたということも珍しくありません。
カフェに入ってさえしまえば、余計なものがなく、サンクコスト効果もあり、読書しやすくなります。
しかも、カフェは座り心地の良い椅子、お洒落なBGM、適度な室温などの心地良い環境を提供してくれます。
カフェに行きたくないということも少ないでしょう。
カフェは自分を誘惑するものがなく、他人に見られているという意識が働くので集中できますよ。
適度なノイズ
カフェのノイズは創造性を向上させます。
適度なノイズは抽象的な思考能力を高めることが分かっています。
イリノイ大学らのチームが行った研究では、参加者に様々なノイズレベルで創造性テストを受けてもらい、一番ベストなノイズレベルを調べてくれています。
具体的には、参加者を50dB、70dB、85dBのノイズを環境音として流すグループにランダムで割り当てた上で、創造性テストを受けてもらいました。
その結果、
- 70dBのグループが最も創造性テストの成績が高かった
ということが分かりました。
カフェの環境音レベルは70dBくらいなので、読書しながらアイデアを出すとより創造性を発揮できて良いですね。
リフレッシュ効果
カフェで読書することでリフレッシュできます。
自宅では家族の話し声、近隣住民の生活音などが気になって集中できなかったり、集中力が切れたりします。
そんなときには、少し散歩してカフェに行ってみましょう。
散歩は運動や休憩になりますし、場所を変えることで気分転換になります。
ミシガン大学の研究によると、学生に単語を複数の場所で暗記させたところ、同じ場所で暗記するよりも単語を思い出す数が40%以上増えていました。
カフェに行って読書するだけで、休憩、記憶力向上の効果が狙えます。
2、飲み物で集中力をブーストできる
コーヒーに含まれているカフェインには、疲労感を和らげ、集中力が向上させる効能があります。
紅茶やお茶にもカフェインが入っており、コーヒーと共にカフェの定番メニューですね。
カフェインが苦手な方はデカフェやペパーミントティーがおすすめです。
デカフェは集中力を上げ、ペパーミントティーは記憶力、集中力を高めることが確認されています。
カモミールはリラックス効果を期待できますよ。
自分の好みやシチュエーションに合わせて、使い分けましょう。
3、手軽に読書できる
カフェ読書で手軽さも魅力です。
カフェ自体はどこにでもありますし、気軽に入ることができます。
カフェは朝早くから夜遅くまでやっているところも多いので便利ですよ。
カフェ読書で待ち時間も苦になりません。
友達に少し遅れると言われてもイライラせずに、読書を楽しむ時間が増えたと嬉しい気持ちになります。
むしろ、良いところだから遅れてくれと思うときもあります(笑)。
外出中に気軽に読書できるようになります。
4、バリエーションが豊富
カフェ読書はバリエーションが豊富です。
カフェ、読書はそれぞれ多種多様で組み合わせるとほぼ無限のバリエーションになります。
カフェはチェーン店や個人経営のお店、コーヒーの種類、フードメニューなど様々な楽しみ方があります。
本は毎日200冊ほど新刊が出ており、ジャンルを問わなければ、膨大な量なので読み切ることはありませんね。
バリエーションが多いので、退屈しにくいですし、生涯の趣味として最適です。
カフェ読書は他の趣味とも相性が良いです。
次のように趣味と組み合わせやすいです。
- 散歩の休憩場所としてカフェに入る
- 旅行のついでにお洒落カフェに入ってゆっくりする
- SNS、ブログにカフェの写真をアップする
カフェなので、お腹が空いたら食事をすることも可能です。
個人店やチェーン店でも美味しい食べ物を提供しています。
私もランチはカフェで食べることも多いですよ。
まとめ:カフェ読書で世界が広がる
カフェ読書は自分の成長になり、娯楽的な要素も含んでいるので、趣味として続けやすいです。
カフェの環境は集中力をブーストしてくれるので、読書との相性も抜群です。
カフェ読書で自分の知識、趣味の幅を広げてみてください。
読書でインプットしたら、行動や情報発信などアウトプットしてみましょう。アウトプットでより深い知識が得られ、知識が定着します。アウトプットが苦手な方は以下の記事をお読みください。
私は読書以外にも執筆もカフェでしています。
休日はカフェ、散歩、書店、散歩、カフェというように1日2軒巡っていますよ。
カフェ読書で本をたくさん読めますし、外に出るきっかけにもなるので、これからも続けていきます。
カフェ読書のおすすめ本
・15分あれば喫茶店に入りなさい。
こちらの本は明治大学の齋藤先生が勉強や仕事でのカフェの利用法を教えてくれます。
著者の実体験を踏まえたカフェでの過ごし方を戦略的に語っています。
自宅では勉強や仕事に集中できない方におすすめの本です。