いつも何の服を着ようか迷う
良いコーディネートの基準が分からない
こんな風に悩んでいませんか?
服の着こなしは様々なバリエーションがあるため、服をコーディネートする際の基準がわかりませんよね。
今回は服をコーディネートする際の物差しとなる「コーディネートの黄金比「7:3」」を紹介します。
コーディネートの黄金比「7:3」とは?
コーディネートの黄金比「7:3」とは、ドレスとカジュアルの比率を「7:3」にすることです。
この黄金比にすることで、普段着には最適なバランスになります。
男性は落ち着いた大人っぽさ、女性は若々しさと良いルックスがあると魅力的に見えます。
ドレスはスーツのことで大人らしさを表現することができますし、カジュアルは部屋着のことでラフな印象になります。
このドレスとカジュアルをうまく組み合わせることでオシャレが生まれます。
比率の基準としては、完全なスーツなら「10:0」となりますし、逆に完全な部屋着なら「0:10」となります。
ドレスとカジュアルの黄金比「7:3」にするには、ドレス寄りのコーディネートを目指せばいいということです。
このドレスとカジュアルの比率は主に面積で決まります。
トップスやパンツなどは大きなアイテムなので比率に大きく影響し、ネックレスやアクセサリーなどは小さなアイテムなので比率に小さく影響します。
コーディネートの黄金比を目安として使うとオシャレなコーディネートになりますよ。
コーディネートのドレス、カジュアルの要素
スーツや部屋着以外にもドレス、カジュアル要素がありますので紹介します。
ドレス、カジュアルの要素を含んだハイブリッドもあります。
ドレス要素
・スーツ
・細い
・モノトーン
・ツヤがある
カジュアル要素
・部屋着
・太い
・カラフル
・シワがある
具体的には、
ドレス要素として、ハイゲージニット、黒に近いダークトーンや白に近いペールトーンが挙げられます。
カジュアル要素として、編み目の粗いセーター、原色に近いカラフルな色が挙げられます。
ハイブリッドは、黒の編み目の粗いセーター、明るい色の細いパンツなどのドレスとカジュアルの両方を含んだものになります。
どのアイテムがドレス、カジュアル要素なのかを日頃から考えて服をコーディネートしてみてくださいね。
シーン別コーディネートの比率
TPOによって、ドレスとカジュアルの最適な比率は変わります。
具体的なシーン別のコーディネートの比率を紹介します。
結婚の二次会、高級レストラン、パーティ、同窓会などはスマートカジュアルが指定されることがあります。
スマートカジュアルのドレスとカジュアルの比率は、「8:2」です。
普段の外出着なら、コーディネートの黄金比「7:3」にします。
この比率を標準として考えましょう。
ラフな格好を求められるときは、ドレスとカジュアルの比率を「6:4」にします。
外出着だと少しオシャレ過ぎると感じる場面で使いましょう。
TPOを意識してドレスとカジュアルの比率を調整していくことが大切です。
実際にはコーディネートの黄金比「7:3」をベースとして、ドレス、カジュアル要素を足していくといいでしょう。
シルエットを綺麗に見せるコーディネート
シルエットを綺麗に見せるコーディネートを3つ紹介します。
1、Iライン
Iラインは、全体的に細めのスタイルです。
全身が細くスッキリとした印象になります。
膨らみが少ない服を選ぶとスタイルが作りやすいですよ。
2、Aライン
Aラインは、下半身のボリュームが多めのスタイルです。
下のボリュームが多いことで太ももや足の太さをカバーすることができます。
ワイドパンツやスカートなどの服を選ぶとAラインが作りやすくなります。
3、Yライン
Yラインは、上半身のボリュームが多めのスタイルです。
上のボリュームが多いことで二の腕太りやお腹周りをカバーすることができます。
トップは大きめのボリュームにして、パンツはスキニーにするとこのスタイルが作れますよ。
Iラインは身体の細さを強調でき、Aライン、Yラインは体型をカバーすることができます。
ご自分の体型に合わせて綺麗に見えるシルエットを選ぶといいですよ。
ファッションを簡単に決める方法
ファッションを簡単に決める方法があります。
それは以下の質問を自分に投げかけることです。
「誰と」×「どこで会う」=そのための服は?
相手が友達でバーベキューに行くなら、カジュアルな動きやすい服を選ぶといいでしょう。
この質問をすることでどんなファッションをすればいいのかが分かります。
自分の個性も大切にしつつ、相手に喜んでもらえる服を選ぶことができますよ。
まとめ:コーディネートの基本を知ろう
コーディネートの黄金比を知ることで、自分の工夫でオシャレに見えるように試行錯誤することができます。
他にもコーディネートには足を長く見せる着こなしなど様々なテクニックがありますよ。
服の世界を学ぶことで、美術の世界と同じように見える景色が変わります。
服に関する疑問で「高いものほど良い物?」、「なぜあんなものが流行る?」といったことが分かるようになります。
気になる方は、最後にオシャレになるためのおすすめの本を紹介しますので読んでくださいね。
コーディネートの黄金比を使って、服を選んでみてくださいね。
オシャレに見えるようになり、自分でも工夫してさらに数段上のオシャレを目指すことができますよ。
オシャレになるためのおすすめ本&参考文献
・服を着るならこんなふうに(1)
・服を着るならこんなふうに for ladies′
こちらの本は大人気ファッションブロガーと漫画家が共同制作しています。
ファッションに無知な主人公が服に詳しい妹からオシャレになる方法を徐々に学んでいく内容となっています。
漫画形式で絵も綺麗なため、どんな服をコーディネートすればいいのかが理解しやすいですよ。
ファッションの知識が全然ないけど、オシャレな格好をしたいという方におすすめの本です。