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洋書を読めるようになるには?英文解釈で難解な英文もスラスラ読める!

2021年11月22日

科学論文や洋書を日頃から読んでいるので、英語の勉強は欠かさないようにしています。
英語は多読をベースに勉強していますが、専門書や実用書などで出てくる難しい英文が読めなかったりするんですよ。

そこで目を付けたのが「英文解釈」です。
英文解釈とは、英文の意味を正しく理解することを指します。
英文解釈を学ぶと難しい英文が読めるようになります。

今回は、「英文解釈で洋書をスラスラ読めるようになる!」を紹介します。

英文解釈ってどんなことをするの?

英文解釈では英文の構造を学びます。
どんなに長くて難しい英文でも基本的には以下の5つの文型に分類されます。
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)となります。

  1. SV
  2. SVC
  3. SVO
  4. SVOO
  5. SVOC

英文解釈では、難しい英文はこの5文型を念頭に置いた上で英文の構造を理解します。
そして、英文の構造を理解する上で大切な省略、後置修飾、倒置などの知識を学びます。

注意点として、毎回、英文の構造を分析する必要はありません 。
スラスラと英文が読めるなら英文解釈をしなくていいですし、全ての英文の構造を分析すると手間と時間がかかります。

英文を読解する中で意味が理解できない英文に出会ったら、英文解釈のテクニックを使ってみてくださいね。

英文解釈の3つのメリット

英文解釈のメリットをお伝えします。
どれも英文解釈をする上で役に立つものを紹介します。

メリット1:読解スピードが上がる

英文をスラスラ読めるようになります。

英文解釈をすると英文の構造を判別するスピードが上がるため、読解スピードも上がります。

「この英文は長い具体例が間に入ってるけど、言いたいことはこれだけなんだ」と理解できるようになります。

英文解釈をしていくと無意識レベルで文型が把握できるようになっていきますよ。
継続すると難しい英文の読解スピードもどんどん上がっていきますよ。

メリット2:複雑な英文を読める

複雑で難解な英文を読めるようになります。

英文解釈では英文の構造を把握するため、長い修飾語に惑わされることなく、その英文で伝えたい趣旨を汲み取ることができます。

「この文の主語と動詞はどこ?」、「文が複雑すぎてどんな作りになっているのか分からない!」といったことが少なくなります。

英文の構造を見抜くことで高度な文章も読むことができるようになりますよ。

メリット3:文章の書き手の表現したいことがわかる

作者の意図が分かるようになります。

英文解釈で英文の基本的な構造が分かるため、あえて書き手に崩された英文構造に気づくことができます。

文章の書き手は、意図的に英文の構造を崩すときがあります。
書き手が強調したい言葉などでよく使われていますね。

「倒置で最初にこの言葉を持ってきたということは作者が伝えたいポイントなんだな」と文章の意図を察することができるようになります。

英文の構造を知っているからこそ、あえて崩した構造の理由が分かるようになります。

まとめ:英文解釈で難しい英文を読もう

全世界で考えると日本語で書かれている情報はほんの少しです。
しかし、英語を学ぶことで、日本語では得られなかった膨大な情報を知ることができます。

実際に科学論文は英語で書かれていることが多いですし、未翻訳の洋書も星の数ほどあります。
英文を自由に読めるようになることで計り知れない情報量を手に入れることができます。

難解な英文に出会ったら、英文解釈を使ってみてくださいね。
英文を正確に理解できるようになりますよ。

英文解釈のおすすめ本

英文「超」精読――ほんとうの意味がわかる
英文解釈の手法を教えてくれます。
英文の読み方、5文型、文法知識、練習問題まで盛り込まれており、1から英文解釈を学べます。
この本を読むことで、今より一段上の英文読解力を身に付けることができます。
英文解釈の基本として一冊は持っておくといいですよ。

英文解体新書: 構造と論理を読み解く英文解釈
こちらの本は英文超精読に比べて、さらにハイレベルな英文解釈本です。
基本的な英文の読み方や文法知識は身についていることが前提で、より高度な英文を読みたい人向けの本となっています。
英文超精読を読んだ上で英文解体新書に挑戦するといいでしょう。
英語の専門書を読みたい、翻訳者を目指したいと思う方におすすめです。

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