握力は、健康状態を示す指標になります。
握力は死亡リスクをなどと関連しているため、手軽な健康バロメーターとなるんですね。
今回は、「握力で新たに頭の良さも分かるかも!」という研究(R)を紹介します。
対象は475,397人で、握力と5つの認知機能との関係を調べています。
年齢、性別、体重、教育、地域を調整した上で、握力と認知機能の関連を分析しました。
認知機能は次の5つの能力を測定しました。
- 反応時間:見せられたものに対してどれだけ早く反応できるか
- 推論:論理的な問題を素早く回答できるか
- 数の記憶:どれだけ多くの数字を記憶できるか
- 視覚記憶:6組のカードを見せた後、それらのペアを正しく照合するのにかかった回数
- 展望記憶:指示をしてから一定時間経過させた後に指示通りに行動できるか
反応速度、論理思考、記憶力を試すテストになりますね。
自分でもやってみたいテストですね(笑)。
結果としては、
- 握力が高い人ほど、反応時間、推論、数の記憶、視覚記憶、展望記憶のスコアが高かった
になりますた。
握力が高いと認知能力が高いんですね。
握力は筋トレで鍛えられます。
日頃から筋トレをすれば、認知機能も鍛えられる可能性がありますね。
いずれにしても、筋トレは健康効果があるので、やっておくのが良いと思います。
バーピーは有酸素運動で全身を鍛えることもできるのでおすすめです。
私は朝と夕方にバーピーの速度を調整してやっていますよ。
みなさんも1日1回以上バーピーなどの全身運動や筋トレをやってみてくださいね。
運動や筋トレのおすすめ本
・脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
運動への著者の熱意を感じさせる本で、運動の効果をこれでもかというほど教えてくれます。
運動は、学習能力を上げ、ストレス、不安、うつ、注意散漫、依存症を減少させ、アンチエイジングになります。
こちらの本の運動の実践方法を読めば、上記の効果が得られますよ。
豊富な事例で運動のメリットを熱く語ってくれますので、なぜ自分は運動していないんだろう?と思わせてくれます(笑)。
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筋トレの健康、美容、認知機能、ダイエットなどの様々な効果を分かりやすく説明してくれます。
ユーモアのある語り口で読者を鼓舞してくれるので、筋トレのモチベーションを上げたい人におすすめですよ。
文章も短く、会話形式、漫画なども組み合わさっているので、とても読みやすい本です。