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PDRサイクルで圧倒的な成長を手に入れる!メリット、おすすめの実践法を解説

2022年5月26日

みなさんはPDRを知っていますか?

PDRはPrep(準備)、Do(実行)、Review(検証)のサイクルを繰り返して生産性を上げる手法です。
PDRの主な特徴は、PDCAよりも手順や手間が少なく、行動量が圧倒的に増えることです。

PDRサイクルはPDCAよりも高速で回せるため、現代の目まぐるしい変化に対応しやすいです。
PDRは最低限の準備でDo(実行)することに主軸を置いているため、個人・法人の成長・成功を促す技法としてはベストでしょう。

私はPDCAが合わずに色々と試行錯誤していたら、自然とPDRに落ち着きました。
とにかく行動するようになるため、成長スピードがかなり上がりましたよ。

今回は、

  • PDRサイクルとは?
  • PDRサイクルのメリット
  • PDRサイクルの実践法

を解説していきます。

PDRサイクルとは?

PDRサイクルは、実行に向けた準備(Prep)、実行(Do)、検証(Review)というサイクルを繰り返して、継続的に業務を改善する方法です。

有名なPDCAとの違いは、

  • Plan(計画)ではなくPrep(実行に向けた準備)
  • 手順が4つではなくから3ステップ

になっているところですね。

PDRはPDCAよりもサイクルを早く回すことができるため、成長スピードも上がります。

それではPDRの各ステップを見ていきましょう。

Prep:実行に向けた準備

PrepはDo(実行)への準備です。
自分にどのような行動をするのか、行動の理由、目的、手段などを問いかけます。
問いかけをすることで行動を明確化することができます。

行動:筋トレ
理由:運動不足で太ってきたから痩せたい
目的:健康な体を維持するため
手段:自宅でスクワット、腕立て伏せをする

今回はすべて書き出しましたが、毎回すべての問いかけをする必要はありません。
行動の目的を意識するだけでも、無駄や改善ポイントを見つけることができて、より良い行動につながります

Prepは、綿密な計画を立てるのではなく、すぐに行動できるように準備するステップです。

Do:実行

Doは実行です。
Prepで準備したことに集中して実行しましょう。

Review:検証

Reviewは検証です。
Reviewで実行した結果を振り返ります。
検証では、改善・改良のポイントをまとめて、次回の準備・実行に役立てましょう。

PDRサイクルのメリット

PDRサイクルのメリットを紹介していきます。

PDRサイクルのメリットは、

  • 行動量が圧倒的に増える
  • シンプルである
  • 行動重視になる

ですね。

それぞれ解説していきます。

1、行動量が圧倒的に増える

PDRサイクルの大きなメリットとしては、

  • 行動量が圧倒的に増えること

です。

PDRは高速でサイクルを回すことができます。
サイクルを回して、行動量が増えることで、成功や失敗からの学習量も増えます。
行動回数が増えるので、新しいチャンス、成長スピードの増加も期待できます。

現代は情報や技術の拡散スピードが段違いに早くなっています。
新しい変化に対応するだけでなく、自らも新しい変化を作り出す力も重要になってきています。

しかし、どうやったら成功できるか、何がヒットするかは誰にも分かりません。
成功するためにはひたすら試行錯誤して、行動、学びのサイクルを続けていく必要があります。

PDRはすぐに行動して学ぶことができるので、時代に合った手法といえるでしょう。

2、シンプルである

PDRサイクルはシンプルで実践がしやすいです。
PDRは準備⇨行動⇨振り返りというシンプルな3つのステップです。
PDRは各ステップで何をすればいいのかが直感的に分かりやすいです。

PDCAは、最初のPlan(計画)から時間と手間がかかります。
Planは具体的な数値目標や業務計画が必要なので、大変なのでいきなり挫折してしまうか、計画を立てるだけで満足してしまうことがあります。

PDRの準備、振り返りはどちらも数分で行えるので、時間、手間がほとんどありません。

3、行動重視になる

PDRは行動重視になります。
PDRサイクルのPrepは行動に向けた最低限の準備です。
そのため、PDRはすぐにDoすることができるのです。

PDRは計画しないので、計画倒れになりません。
事前に綿密な計画を立てることをしないので、これもやってみようと新しいことにも挑戦しやすいです。
Prepはあくまで行動に向けた準備というステップなので、心理的にも行動しやすくなります。

PDRによって、自然と行動に焦点を当てるようになります。

PDRサイクルの実践法

私のPDRサイクルの実践法を紹介します。

私はPDRを科学的思考で実践しています。
科学的思考については、過去に『失敗から学んで成功する!「科学的思考」のススメ』で紹介していますので、ご覧ください。

科学的思考での実践法としては、

  • Prepのときに大きな方向性、仮説を決める
  • Reviewのときに、システムを構築する

ことがPDRサイクルにアレンジを加えた部分になります。

Prep

大きな方向性、仮説を決めて、取る行動を決めます。
行動が決まったら、前日の夜にタスク、時間をカレンダーに記入します。
このとき、タスクをすぐにできるように事前に資料などを準備しておきます。

Do

決められた時間にただ実行します。

Review

当日中にタスクを振り返って、成長案や改善ポイントを書いています。
良かった点などは自分のシステム(行動指針)として、習慣や心がけることとして、スマホにメモしています。
そのままPrepの準備も一緒にやることが多いですね。

PDRサイクルは1日で回しています。

個人でPDRを回しているので、サイクルのスパンが短くなっています。
私は新しく挑戦したいことをDoにしていまして、ブログのレイアウトを変えたり、ニュースを見る時間をなくしたりなど試しています。
Doの内容は日頃からメモなどでストックしておくといいですよ。

まとめ:PDRサイクルで行動が楽しくなる

PDRサイクルはすぐに行動して達成できるため、モチベーションが上がる手法です。
シンプルで分かりやすい手法なので、誰でも取り組みやすいですよ。

私はPDCAをしていた頃は綿密な計画を立てようとして、必要以上に色々と考えてしまうタイプでした。
行動するよりも計画している時間のほうが長かったです(笑)。
計画するよりも行動の結果を見たうえで再考して、準備をするほうが効果的です。
再考については以下の記事をご覧ください。

PDRサイクルで最低限の準備だけで行動しながら学ぶスタイルのほうが性に合いました。
PDRは試行錯誤しやすいので、個人的に愛用している手法です。

PDRサイクルを効果的にするおすすめ本

使える脳の鍛え方
こちらの本は効率的に学習する方法を紹介してくれています。
PDRサイクルを効率的な学習方法を知った上で回すことで、成長スピードをさらに上げることができます。
科学的な学習法が分かるので、特に受験生や社会人におすすめの本です。

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
失敗から学んで成長する方法を徹底的に教えてくれます。
失敗も実際にあった出来事を紹介してくれていますので、失敗への現実的な対処法も知ることができます。
失敗が怖い、毎回同じミスをしてしまう、早く成長したい方におすすめの本です。

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