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ICL手術を受けてみた!ICLに決めた理由、メリット、デメリットを紹介

2022年2月8日


最近、ICL手術を受けました。
ICLとは、Implantable Collamer Lens の略で目の中にレンズを入れて、視力を良くする方法です。
ICLは眼内コンタクトレンズとも言われ、イメージとしては目の中にコンタクトレンズを入れるようなものです。

ICLの最大のメリットは、目にレンズを一度挿入したら長期間安定した視力を保ち、メンテナンスする必要がないことです。
問題が生じた場合はレンズを除去して元の状態に戻したり、度数が合わなくなったら他のレンズに変えたりすることもできます。
この便利さから、眼内永久コンタクトレンズとも呼ばれています。

ICL手術をした有名人は、元AKBの指原莉乃さん、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん、メンタリストのDaiGoさんなどがいますね。
NASA、アメリカ軍兵士などもICLの視力矯正を認めています。

世界的にも視力矯正はレーシックからICLに移行しています。
ICLは全世界で100万を超える(2019年現在)症例実績があり、75以上の国で承認を受けています。
ICLは右肩上がりで手術数を伸ばしています。

ICLはメンテナンスフリーなので、私みたいな面倒くさがりにはうってつけの視力矯正法です。

レーシックではなく、ICLに決めた理由

視力を矯正するときは、レーシックという選択肢もありました。
レーシックでは以下の点が気になりました。

  • 角膜を削るので元に戻せない。そのため、原則1回までしか手術できない
  • ICLに比べて、見え方の質が低い

やはり、目の角膜を削る以上、元に戻せないというのがデメリットに感じます。
ICLは眼内のレンズを取り除けば元の状態に戻せるので安心です。

視力を良くすることを決めた3つの理由

ICL手術を決めた3つの主な理由を紹介します。

認知機能向上

視力低下している人が視力を良くすると認知機能が向上します。
視力低下は認知機能低下につながります
つまり、視力の改善によって、下がっていた認知機能を高めることができるんですね。

認知力が低下する要因は、視力低下による目からの情報量が減ってしまうとともに、脳に届く情報量も減少することです。
人が受ける情報の8割以上は目で見る情報から得ています。
人の主な情報源である視覚からの情報が減り、認知機能低下につながり、認知症発症リスクが高まります。

難聴も認知症発症リスクを上げるとされています。
視力、聴覚などの感覚器官を良好な状態に維持することは認知機能を保つ上でも大事なんですね。

時短効果

視力を良くすることは時短になります。

コンタクトやメガネは、着脱、手入れや残数の管理、購入などの時間がかかります。
これらは短い時間ですが、日々積み重なると膨大な時間になります。
仮にこれらの手間をなくして、毎日1分間を節約できた場合、1年は365日なので365分で6時間もの節約にもなります。
これだけの時間でも本1冊は追加で読めますね。

他にも乾燥機付洗濯機、脱毛、ロボット掃除機などで他の手間を減らせば、膨大な時間を節約できます。
時間節約は、時間を追加でもらうようなものです。
その追加時間は自分の好きなことに使えますよ。

ICLの時短効果は魅力的です。

精神的、物理的に楽できる

ICLをすることで、精神的、物理的に楽できます。

ICLをすると、当たり前ですが何もしなくてもよく見えます。
朝起きたら、朝起きたらコンタクトやメガネをつけて、寝る前に外すという作業から開放されます。
ICLをすると何もする必要がありませんので楽です。

荷物が必要なくなるので、物理的にも楽できます。
メガネはメガネの他に、メガネケース、メガネ拭きが必要です。
コンタクトレンズはコンタクトレンズの他、予備のコンタクトレンズやメガネの他にも、洗浄液、保存液が必要となります。
これらがいらなくなり、荷物が少なくなり、カバンがスッキリします。

Iメガネやコンタクトレンズに対する認知的、物理的な負荷を減らすことができます。
ICLをすることで、気を使うこと、荷物が減るわけですね。

ICLのメリット

ICLのメリットを紹介します。
先程の理由を加えた上で、他のメリットも挙げておきます。

  • 認知機能向上
  • 時短効果
  • 精神的・物理的負担の減少
  • (眼鏡と比べて)視野が広くなり、全画面で綺麗な景色が楽しめる
  • (コンタクトレンズと比べて)角膜内皮細胞の減少が続かない
  • 有害な紫外線ブロック機能がある
  • スポーツの邪魔にならない
  • 災害にも安心(何もいらないので)
  • レンズの交換や取り出しができる(保証期間内なら無料も多い)

侮れないのは、災害時に心配がいらないことですね。
ICLでは視力矯正のためにコンタクト、眼鏡がいらないので、サバイバル能力が高まります。
災害以外にも登山やキャンプなどの自然アクティビティは何かしらのトラブルが起こることが多いので、そんなときにもICLは強いです。

ICLに興味がある人は、ICL手術についてこちらのサイトで説明していますので見てくださいね。

ICLのデメリット

ここまではICLのメリットをお伝えしました。
大きなメリットがありますが、Iデメリットもあるので紹介します。

目を手術すること自体が怖い

ICLやレーシックを受けない主な理由は、目を手術すること自体が怖いことだと思います。
ICLは安全な手術ですが、白内障、感染症、炎症反応が稀に起こります。
そういった心配や不安があります。

周りの人に聞いてみたところ、目を手術すること自体が怖いという方が多かったです。
私自身の感想としても、実際はすぐに終わる手術なんですが、親知らずなどを抜く手術のように気軽には受けられなかったです。
手術を終えた後から思うと、怖がらずにICLを早めに受けとけばよかったという思いになりましたが(笑)。

費用が高い

ICLは40~80万円くらいの費用がかかります。
乱視の有無、クリニックによって、値段が変わります。
レーシックは15~35万円くらいの費用なので、値段はレーシックのほうが安いです。
レーシックは目を元の状態に戻せない、見え方はICLに劣るというデメリットがあるので、一長一短ですね。

ICL、レーシックは医療費控除は使えるので、確定申告すれば、所得税の還付などを受けることができます。
私は全部で5万円くらいは所得税と住民税の控除を受けることができました。

ICLは高いですが、メンテナンスフリーで目が良くなるので、値段以上のメリットがあると思います。

すぐに手術できない

ICLはすぐに手術できません。
手術までに2~4ヶ月かかります。
その理由としては、ICLのレンズを国内や海外から取り寄せるからですね。

ICLの手術前の流れは、視力を計測して、ICLのレンズが届くのを待ってから手術という手順で進みます。
基本的に視力は2回計測するので、手術前に2回、クリニックに行く必要があります。
視力測定の結果を受けてレンズを発注するのですが、自分に合ったレンズが国内にない場合海外から取り寄せることになるとなります。

私のときはレンズ到着に国内は1~2週間、海外は3~4週間くらいかかるとの説明を受けました。
乱視の人だと海外から取り寄せることが多くなるので、手術までにかかる日数が多くなる場合が多いとのことでした。

まとめ: QOLを高めよう

ICLをして、生活の質がかなり上がりました。
以前は裸眼で0.3くらいの視力でしたので、普段は裸眼で、仕事や運転中は眼鏡やコンタクトレンズを使っていました。
今では視力が左右とも2.0あるため、外の世界の見え方が一変しました。

裸眼だと駅の案内や店の看板が良く見えなかったので、近くに寄ったりスマホで位置確認したりする手間がなくなりました。
視力が良くなって、ただ外を歩いているだけでも楽しめます。
視力が悪い時は旅行先などで自然や夜景を見てもそこまで感動がありませんでしたが、今は感動できます。

視力を上げたいと思う方にICLはおすすめです。
生活の質が上がりますよ。

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