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人生の目的を持っている人は孤独感が少ない!という研究

2021年9月15日

ソーシャルディスタンスは、コロナウイルス感染症の蔓延対策に有効ですが、一方で社会的な孤独を増やします。
ソーシャルディスタンスで社会的孤独感が高まると、ストレスが増大し、幸福度も下がります。
しかし、そのような状況でも孤独感を少なく感じる人がいます。

それは、「人生の目的を持っている人」です。

人生の目的を持っている人ほど孤独感が少ない」というペンシルベニア大学の研究(R)を紹介します。

人生の目的を持つ人は、ストレスが減り、幸福感が向上し、健康的な行動を取るようになります。
そこで人生の目的は孤独感も減らせるのでは?と考えたのが今回の研究です。

コロナウイルスのパンデミック期間中、517名(年齢19~73歳、平均年齢=37歳、SD=11.30)が対象で、人生の目的のレベル、現在およびパンデミック前の孤独感、感染予防行動について答えてもらいました。

結果としては、

  • 人生の目的を強く持っている人は、孤独感が少なく、コロナの感染予防への意識が高かった
  • 孤独感が高いほど、ソーシャルディスタンスや手洗いなどのコロナ感染予防への意識が低かった
  • 年齢が高いほど孤独感は減少したが、人生の目的レベルが低い人は年齢と共に孤独感が減る現象は見られなかった

これからは「人生100年時代」と言われているので、何かに挑戦し続ける姿勢は大切です。
新しく挑戦する際には、本業と両立できる副業、趣味などを始めると良いでしょう。
副業が禁止されているところは、まずは無償で与えることから始め、タイミングを見極めて収益化するというのもいいですね。

人生での目的を探したり、実現したりするために、自分のやりたいことをアウトプットしてみましょう。
小さく始めて、コツコツとアウトプットを継続することで、やりたいことを仕事にでき、将来の収入源にもなりますよ。

参考文献&おすすめの本
LIFE SHIFT
人生100年時代においての生き方のモデルを教えてくれる本です。
人生100年時代で考えられる変化、具体的にはお金や働き方、人間関係などをどうすればいいのかが分かります。
自分の人生について考える良いきっかけにもなりますよ。
RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる
こちらの本は、自分の能力の幅を広げることにより、仕事や趣味などの物事との相性を知り、どのようにしてパフォーマンスを高めるのかを教えてくれます。
フェデラー、ゴッホなどの世界的にも有名な人がどのような幅広い経験をして、パフォーマンスを上げたのかを説明しているので、読み物としても面白い本となってます。
新しい挑戦をすることのメリットも詳しく説明してくれていますので、人生の目的がない、これから何かに挑戦したいという方におすすめですよ。
小さな習慣
何かを続けるためには習慣化が有効です。
こちらの本は、良い行動を習慣化させるための方法を教えてくれます。
こちらの本を読めば、運動などの難しい習慣も簡単に習慣化させることができますよ。
良い習慣を身につければ、より良い人生を送ることができますので、全世代におすすめの本です。

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