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読書習慣を身につける科学的な方法!習慣化でラクに継続できる

2022年4月29日

読書は知識を得るのに役立ちます。
世界的な成功者のビル・ゲイツ、イーロン・マスクなどは読書家として有名です。
成功者の中には忙しくても読書時間を確保したり、読書の大切さを説く人も少なくありません。

一方で「読書するのが苦手」、「読書を習慣化できない」という方もいると思います。
「読書を続けられない」という悩みを解決します。

今回は、読書習慣のメリット、読書を習慣化する方法、読書効果を高めるテクニックを解説していきます。

読書習慣のメリット

読書の1番のメリットは、「知識が増える」ことです。
読書をすることで、世界の著名人や専門家などの様々な人から自分の悩みを解決したり、夢を達成したりするための知識を得ることができます。

その他のメリットとしては、

などがあります。
読書は人生に役立つ効果ばかりなので、読書習慣はぜひ身につけておきたいですね。

読む本を選ぶことで、自分の欲しい知識をピンポイントで手に入れられます。
痩せるための知識を学びたければダイエットの本を読めばいいですし、仕事を複業したければパラレルワークの本を読めば良いモデルケースを知ることができるでしょう。

読書で得た知識で自由に生きることができます。

読書を習慣化する5つの方法

読書を習慣化する方法を紹介していきます。
様々なテクニックを説明しますが、自分の気に入ったものから試してください。
いくつかの方法を組み合わせたり、自分なりにアレンジしたりしてみましょう。

1、イージー・スタートダッシュ

簡単な本から読み始めましょう。
読書を習慣づけるには、簡単な本から徐々に難易度を上げることが大事です。

簡単な本を読み終えると1冊を読み終えたという達成感を感じられます。
難解な文章ではないので、スムーズに読めますし、心理的にも負担がありません。
ただし、あまりにも簡単な本は避けましょう。
書店で中身を確認して、自分のレベルに合った本を選びましょう。

難易度の高い本を最初に読むと挫折しやすくなります。
難易度の高い本に挑戦したいときは、ちょっと難しいと感じるレベルの本から少しずつ難易度を上げていきましょう。

まずは易しい本を読む習慣を身につけて、段階的にレベルを上げていって専門書などの難しい本に挑戦しましょう。

2、小さな習慣

読書を小さな行動から始めましょう。

読書を小さな行動にすることで習慣化しやすくなります。
簡単な行動のほうが習慣化しやすいことは研究で確認されています。
本を毎日20ページ読むという目標よりも本を1日1ページ読むというように簡単な目標にするほうが継続しやすくなります。
難しい目標を立てると、目標を達成できなかったときに「もうどうにでもなれ」と挫折してしまいます。

1日1ページから徐々に目標を上げていきましょう。
1日5ページというように目標の基準を上げたら、サブ目標として1日1ページを最低でも達成すると決めておくといいですよ。

読書目標を小さなものにして、継続しましょう。

3、if-thenプランニング

読書するタイミングを事前に決めましょう。

if-thenプランニングとは、事前に「いつ」「何を」するかを決めるテクニックです。
「(if)もし〜だったら、(then)…する」と前もって計画することで、行動を習慣化しやすくなります。

イギリスの国立大学の研究で、「if-thenプランニングで望ましい行動習慣が身につくのか?」を調べてくれています。
参加者248名をif-thenプランニング、普通の目標設定のグループにランダムに割り当て、どちらが運動を習慣化できるのかを比較しました。

結果は、

  • if-thenプランニング
    参加者の91パーセントが運動の習慣化に成功
  • 普通の目標設定
    参加者の31パーセントが運動の習慣化に成功

となりました。
if-thenプランニングを使うだけで、2.8倍以上習慣化しやすくなります。
これを使わない手はありませんね。

具体的には、

  • 電車に乗ったら、電子書籍を読む
  • 寝る前に、紙の本を読む

というように計画してください。
これだけで読書を習慣化する確率が大きく上がります。

4、20秒ルール

読書にかかる手間を20秒減らしましょう。

ハーバード大学講師のショーン・エイカーは、良い習慣を増やすときは行動にかかる手間を20秒減らすという「20秒ルール」を勧めています。
逆に悪い習慣をやめたいときは行動にかかる手間を20秒増やしましょう。

具体的な実践例としては、

  • 紙の本を目立ちやすく手の届く場所に置いておく
  • スマホで電子書籍を読む

ですね。
これならシンプルで実践しやすいですね。

手間を減らすことで行動しやすくなります。
読書にかかる手間を減らせるかを日頃から意識しましょう。

5、朝習慣

朝に読書をしましょう。

起床後の行動は習慣化しやすくなります。
朝と夕方のどちらが習慣化しやすいかを調べた研究によると、朝のほうが習慣化しやすいことが判明しました。
その理由としては、朝はコルチゾールレベルが自然と高くなるので、習慣形成に影響していると考察されていました。

この研究は運動習慣を調べたものですが、読書にも役立つでしょう。
朝はスッキリした気持ちになりますし、集中力が高まります。

朝に読書しましょう。
習慣として、定着しやすくなりますよ。

読書効果を高めるテクニック

読書効果を高めるテクニックを教えます。
実践しやすいものからチャレンジしてみましょう。

  • 手に入れたい知識を明確化する
  • 著者の情報、目次を見る
  • 重要なポイントをまとめる
  • 行動に移す
  • 学びたい分野の本を1冊だけでなく何冊か読む
  • 知識を発信する

これらのテクニックを使うことで、読書の知識が記憶に残りやすくなります。
読む目的を明確にしたり、要約したり、アウトプットしたりすることでインプットの質を上げることができます。
特にアウトプットは、より良い行動、副業につながります。

私は覚えたい知識や単語をスマホアプリの暗記カードにまとめて復習するということもやっています。
専門用語や英語を覚えるのに便利ですよ。

読書の効果を最大限得られるように工夫してみてくださいね。

まとめ:読書習慣で人生は変わる

習慣化のコツは、無理せずに継続することです。
休みたくなっても継続できるような仕組みを作りましょう。
調子が悪い日は本を開くと決めるだけでも習慣として続きやすくなります。

私は電車やカフェ、待ち時間などは本を読むと決めているので、kindleの読書記録を見ると連続日数が1350日を超えていました。
電子書籍を読む前は紙の本をずっと読んでいたので、読書習慣は少なくとも10年以上続いています。
読書のおかげで自分の能力やメンタル、人間関係に良い影響があったと実感しています。

読書習慣は人生を変える力を持っています。
読書するだけで終えるのではなく、行動することが大切です。
読書で良いと思ったことは生活に取り入れてみましょう。

読書習慣のおすすめ本

小さな習慣
こちらの本は小さな習慣の力で、運動などの難しい習慣も簡単に習慣化させることができますよ。
良い習慣を身につければ、より良い人生を送ることができますので、すべての方におすすめの本です。

良い習慣、悪い習慣―世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法
こちらの本には習慣についての科学的な研究を豊富に紹介してくれています。
悪い習慣をやめて、読書習慣などの良い習慣を身につけることができますよ。
習慣全般の知識が得られるので、ガッツリと習慣を知りたい方におすすめです。

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