以前にタイトルの言葉で人を惹きつける「成功するタイトルの5つの要素」を紹介しました。
言葉以外にも、人を惹きつけることができるものがあります。
伝説的コピーライターのジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則」から、
「注目を集めるビジュアル3つと4つのブーストテクニック」を紹介したいと思います。
注目を集めるビジュアル3つ
ビジュアルは商品と関係するものにしましょう。
ビジュアルと商品が違う場合、コンテンツを見た人を落胆させます。
勘違いなども起きやすいので、ビジュアルと商品は必ず関連したものにしましょう。
1、商品、サービスの写真
宣伝したい商品、サービスの写真をビジュアルにしましょう。
宣伝商品、サービスのビジュアルに興味を持った人は、そのコンテンツを見て購入する見込みが高い人です。
タイトルに加えて、ビジュアルも使用して、多くの人から注目を得ましょう。
2、商品、サービス使用例の写真
商品、サービスの使用例をビジュアルにしましょう。
使用例のビジュアルは、実際に商品、サービスを使っている人の写真でも効果があります。
人は、使い方が分からない商品、サービスだと購入するのに躊躇します。
簡単に使えることをビジュアルでアピールしましょう。
使用例をビジュアルにすることで、こちらの意図した使い方をしてもらうこともできますよ。
3、商品、サービスを使って得られる物事の写真
商品、サービスを使って得られるものをビジュアルにしましょう。
人は得になるものに興味が湧きます。
その商品、サービスを使って、目的達成や夢を実現した人の姿など相手の願望が叶うビジュアルにしましょう。
さらにコンテンツを見てもらえるようになりますよ。
さらに注目を引くための4つのビジュアル
1、イラストよりも写真
イラストよりも本物の写真のほうが信頼性を与えます。
イラストだとイメージなので事実かどうかは分かりませんが、写真は本物を写しているので写真自体が証拠となります。
写真を使う際はできるだけ良いものにしましょう。
2、ドラマチックな写真
ドラマチックな写真は人の目を引きます。
人は自分の予想が裏切られたモノほど記憶に強く残ります。
そして、中身のコンテンツも見たいと思います。
ドラマチックな写真が撮れたら、ぜひタイトルのビジュアルにしましょう。
3、こちらを真っ直ぐに見つめているモデルの写真
こちらをまっすぐに見つめている人の写真にしましょう。
人の顔は目に留まりやすく、安心感を与えます。
youtube、ブログなどでも自分の顔を載せると見てくれる人に信頼感を与えます。
ずっと顔を出して役に立つ内容を発信していると、自分自身がブランドになることもありますよ。
4、ロゴ、ブランド名
長期的な戦略になりますが、ロゴ、ブランド名を使ってみましょう。
ロゴ、ブランド名を繰り返し使っていると見ている人に覚えてもらえます。
amazon、Appleなどのロゴは人気ですね(amazonのロゴはダンボールにも入ってるので嫌でも覚えます笑)。
ロゴ、ブランド名は覚えやすく目立つものにしましょう。
まとめ:ビジュアルはコンテンツを引き立てる名脇役
ビジュアルは、コンテンツとすぐに結びつけられるものにしましょう。
タイトルとビジュアルは、コンテンツを見てもらうためにとても大切な要素です。
ただし、ビジュアルは必ずしも必要ではありません。
あえてビジュアルを使わずにタイトルだけで人を惹きつけることもできますよ。
今後も発信する力はますます必要になりますので、みなさんも人を惹きつけるビジュアルを使って発信してみてくださいね。
おすすめ本
・ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則
広告全般について科学的に効果がある手法を教えてくれます。
言葉やビジュアルで人を惹きつけられるようになります。
情報を発信する際の大切な基本も身に付けることができますよ。
誰もがインターネットで発信できるので、すべての方におすすめできます。
・PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間
「影響力の武器」で有名なロバート・チャルディーニ博士の本です。
こちらは広告の本ではないですが、「下準備=PRE-SUASION」をしてから人を説得する心理学的手法を紹介した本です。
相手に何かを頼むときには、頼む前の下準備によって、相手が説得に応じてくれるかが決まります。
この本を読めば、相手を望む方向に説得することができますよ。