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成功するタイトルの5つの要素

2021年6月20日

言葉で人を惹きつけることができれば、人間関係、仕事で大いに役立ちます。
そして、人の注目を集める能力は、お金になります。

継続的に注目を集めて認知されれば、世間に大きな影響力を与えるインフルエンサーになることもできます。
代表的なのが、youtuber、インスタグラマーなどですね。
そのためには、まずタイトルで人を惹きつけて、コンテンツを見てもらえるかが重要になってきます。

今回は伝説的コピーライターのジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則」から、
タイトルで人を惹き付ける5つの要素」を紹介します。
ジョン・ケープルズは、広告をテストして効果を検証する「科学的広告」の先駆者で、米広告業界で殿堂入りをしています。

タイトルで人を惹き付ける5つの要素

1、相手の得になること

人を惹きつけるのに一番大切なのは、相手の得になることをアピールすることです。
人は自分の得になるものをタイトルだけで判断して、見るかどうかを決めます。

タイトルには、相手の得になることを必ず盛り込みましょう。
タイトルは、相手の得になることにプラスして、この後に紹介する他の要素を加えることをおすすめします。

具体的には、
・求むー高報酬で、不動産スペシャリストとして働きませんか
(相手の得になることのタイトル)

2、新情報

新しい情報は人を惹きつけます。
新しい情報は、今までにないもので貴重だと読み手に知らせる効果があります。

具体的には、
・お知らせします、在宅ワークで稼ぐ新しい仕組み
(相手の得になること+新情報のタイトル)

3、好奇心

好奇心を刺激するとその内容を知りたいと思わせることができます。
ただし、好奇心を刺激するだけでは不十分です。
好奇心を使うときは相手の得になることを盛り込みましょう。
プロでも好奇心だけを刺激するようなタイトルを付けてしまうので注意しましょう。

具体的には、
・どうやってわざとバカなマネをしてトップセールスマンになったか
(相手の得になること+好奇心のタイトル)

4、手軽さ

人は手軽で得になることが大好きです。
ただし、手軽さだけを強調するとよくある怪しい広告のように信用されません。
そのため、手軽さを強調する際は、次に紹介する信頼性(具体的な数字や権威性)の要素を加えましょう。

具体的には、
・私に5日ください。魅力的な性格に変えてみせます
 無料でお試しください
(相手の得になること+手軽さ+信頼性)

5、信頼性

具体的な数字、権威性があるところに、人は集まります。
具体的な数字や権威性を示されると人は信用できると考えるためです。

具体的な数字は、「記憶力が71.6%アップする方法」などとできるだけ詳細な数字を入れましょう。
ただし、万、億単位などですべての数字を入れると見づらくなってしまうので、どこまで数字を入れるのかは内容に合わせて変えましょう。
権威性は、公的機関や大学名、著名人、自分の実績などを入れると良いでしょう。

具体的には、
・賭けたのは切手代
 2年後に3万5,840ドル設けました
(相手の得になること+信頼性)

まとめ:相手の得になることを発信し、自分のコンテンツをテストして改良し続けることが大切

今回、5つの要素を紹介しましたが、一番大事なのはタイトルで相手の得になることをアピールすることです。
そして、自分から情報を発信する際には、タイトルやコンテンツ内容をテストして効果を検証して改良し続けましょう。
タイトルが悪ければいくら内容が良くても見てもらえません。
相手からすれば膨大な情報の中から見たいものを選ぶので、一目で役に立つことが分かるタイトルにしましょう。

私は今後、ブログ記事タイトルに新情報、信頼性の要素を少し加えていきたいと思いました。

ぜひ、成功するタイトルの5つの要素を入れてくださいね。

おすすめ本
ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則
広告全般について科学的に効果がある手法を教えてくれます。
言葉や文章だけで人を惹きつけられるようになりますよ。
今は誰もが発信できる時代なので、すべての方におすすめできます。

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文章もユーモアたっぷりなので、純粋な読み物としても面白いですよ。

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