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信頼の2つの要素とは?信頼される人になるための方法

2021年5月3日

みなさんは人から裏切られたことはありますか?

私はあります。

人から裏切られると傷ついて誰も信頼したくなくなります。
しかし、現実では誰かを信頼しなければ生きていきません。

信頼するために必要な能力は、信頼できる相手を見極める能力、信頼される能力です。

今回は、信頼とみんなから信頼される方法を紹介します。

結論から申し上げますと、
信頼とは、
誠実さ
能力
のことです。

ノースイースタン大学の心理学教授のデイヴィッド・デステノによる信頼についての研究(R)を紹介します。

この研究によると、信頼は以下の2つの要素から成り立っています。

①誠実さ
誠実さ…他者を裏切ることなく、誠実な振る舞いをするか
②能力
能力…依頼したい物事の遂行能力があるか

誠実さは分かりますが、能力は意外ですよね。

教授によると、
いくら誠実な人でも能力がなければ価値がないと言っています。

確かに、いくら誠実な会社員の友人がいても、ガンの手術を任せたりしませんもんね。

誠実さについては、

絶対に裏切らない人はいない
誠実さは、その人のストレス、感情、経済などの状況によって常に左右される
・自己コントロール能力は大事だが、自己コントロール能力も状況によって増減する

信頼できる人を選びたいなら、

自制心がある(自己コントロール能力がある)
頼みごとなどをしたい時に精神的、物理的に余裕がある人

を選ぶといいと思います。

この研究結果から、自分が信頼される人になるための方法も見えてきます。
具体的な方法について、紹介します。

誠実な振る舞いをする
1、if-thenプランニングで誠実な行動をするようにする
2、誠実さは、ストレス、感情などに誠実さは左右されることを知っておく(デバイアス)
3、予定を空けておいたり、バッファ時間を設けて、時間に余裕を持たせておく
自分の能力を磨き続ける
1、if-thenプランニングで学習行動を自動化する
2、学習の進捗具合を記録する
3、学習をより良くするために変化を加える

if-thenプランニングについては、以前に「人生を変える目標達成テクニック「If-Thenプランニング」」で紹介していますので、お読みいただければと思います。
その他のテクニックについては、今後紹介していきたいと思います。

信頼は、人生を生きる上で必ず必要となります。
今回、紹介したように信頼は状況次第では変わってくるので、絶対的に裏切らない人はいません。

そのため、信頼できる人を複数持つこと、自分が人から信頼される能力を身に付けることが重要になります。
自分が信頼されるようになれば、幅広い相手と交流を持つことができます。

ぜひ、if-thenプランニングなどで自分の行動を良くしていき、信頼される人になりましょう。

おすすめ本
信頼はなぜ裏切られるのか
こちらの本は、信頼とは何か、信頼できる人の見極め方を詳しく紹介しています。
専門的な本でありながら、信頼についての興味深い実験などが豊富にあるため、面白いです。
人を信頼したい、人から信頼されたいという思いを持つ方におすすめです。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
こちらの本は目標達成に必要な知識を紹介しています。
その中で成長マインドセット、if-thenプランニングなどの有用な知識について、分かりやすく、コンパクトに書かれています。
何らかの目標を達成したい方におすすめです。

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